ケバリ

例によって、今日も残業中ですの♪おほほほ。 

・・・。 

さっき、ちょびっとだけ寝ちゃったみたいで、その間に夢を見ました。 
早くデザインあげないといけないから、いつもみたいに長々書かずにズバリと短く書きますね、どんな夢だったか。 

タンクトップを着た男の人がいました。 
その人は何か悪いヤツに追われておりまして、走ってました。 
一生懸命逃げていたんだけど、とうとうブロック塀のところまで追いつめられてしまいました。端から見ている僕は 
「…万事休す!」 
とハラハラしながら事の成り行きを見守っておりました。 

ところが、追いつめられたその男性はいきなりニヤリと不敵な笑みを浮かべて言いました。 
「フフッ。どうやら追いつめられたのはお前たちの方だぜ?」 
黒い服を着たギャング達は、ハッ!とあたりを見回しました。 
その男性は、 
「くらえっ!!」 
と言うとワキをあげて、ワキ毛をギャング達に見せました! 

・・・ 

「…???…そっ、それがどうした!?えぇ?」 
全力でワキを見せつけられたギャング達は一瞬うろたえましたが、何も起こらないので反転攻勢に出ようとしました。 

と、その男性、、、 
「えぇぃ!なぜだ…っ!…っきしょぅ!こんな時にぃ!!」 
焦る男性は自分のワキをペシペシ叩きました。 

「やっちめぇ!」 
ギャング達は一気にカタをつけようと襲いかかろうとしました。 
と、その時です! 

男のワキがボゥッと白く光りました! 
「ハッハァ~ッ♪ 来たぜ? これでもくらぇ!!」 

針のように鋭い男のワキ毛がそのギャング達に向かって一斉に放たれたのでした。 

…目を覚ました僕は考えました。 
ゲゲゲの鬼太郎の「ケバリ」と、あの男性の「ケバリ」。 
どっちがカッコイイかというと、圧倒的に後者だな、と。 
なにしろ「ケバリ」射るときのポーズが断然素敵だ。 
両足を広げて大地を踏みしめ、やや相手に向かって斜に構える。 
肘を曲げ、ワキを開き、もう片方の手は軽く腰に添える。 
その姿は、モデルのポージングすら彷彿とさせる。 
悩ましげですらある。 
しかも、普段隠れている「ワキ」を「開く」というその行為だけで見ているオーディエンスの期待感がまるで違う。 
「何か来るっ!!」 
ってドキドキする。 

否、正直に言おう!夢の中で俺は… 

あのポーズを見た俺は… 

そう… 

張り裂けそうなくらい… 

はち切れそうなくらい… 

ドキドキしていた。 

・・・。 

ぼーっとしながらさっきまでそんな事を考えていましたが、完全に目が覚めた今は、たいしてそのポーズをとられても期待もしないし、ドキドキもしません。 

あ~、結局長くなってるしw