お食事時にすみません

今、トイレに座っています。 

先程、人生で5本の指に入ろうかという位の立派なウンコをしました。 

いや、「した」という感触に、恍惚としておりました。 

「おしり」ボタンを押し、ウォシュレットをクゥッと浴びながら、どれどれ、と自分の作品を眺めやろうと股の間を覗き込んだのですが… 

…あれ? 

ち、 

ちくしょう! 

あまりの見事な一本糞でツラしか見えねえ!!! 

トイレの穴にスルリと潜り込んでいやがる!!! 

これじゃヤッコサンの全長がわからねえぜ!FUCK! 

ふふふ…食えないヤツめ… 

って、食ってたまるかい!笑 

って思いました。何これ?


奪還の29

外に出た僕は、空を仰いで小さくガッツポーズしていました。 

知らなかったよ。 

空がこんなに青いとは。 

そして同時に、まだまだ頑張ろう、と思いました。 

これでいい、と思った瞬間に歩みは止まってしまう気がするから。 

2010年になってはや7ヶ月が過ぎようとしています。 
何度も失敗を繰り返してきました。 
「その瞬間」を願うように除き見ようとした事もありました。 
「その瞬間」に対して『押せよ?』と傲慢な態度で臨んだ事もありました。 
「その瞬間」相手に媚びへつらってしまう自分を見つけた事もありました。 
ですが、堂々と、毅然と、爽やかに相対す事ができないのを相手のせいにばかりしていては、やはりどんな態度で臨もうと結果は同じでした。 

そんな自分に気がつき、ここ数ヶ月は「見ない」ことにしていました。 
「いつか」、背伸びせず、繕わず、ありのままの自分で相対す事ができたならば、その時、はじめて自然にそれを「見つける」ことができるのだろうと。 

そして、その「いつか」は、昨日、あまりにも不意にやってきたのでした。 

そう、何の気無しに、僕はコンビニのレジに立っていたのです。 
正直、忘れていました。ここ最近は気にもしていなかった。 
レモンウォーターとタバコを出してただ財布を広げていたのです。 

あ、1円がいっぱいだ、募金しよ 

ピッピッと商品をスキャンする店員のお兄さん。 

チャリンと募金箱に重なる一円玉の隊列 

「498円になりまーす」 

5百円玉を1つ、将棋を指すように台に載せる。 

あ、まだ1円玉あった、これも入れちゃえ 

「500円おずかりしまーす」 

その時でした。 

まだ財布に残っていた最後の1円玉を募金箱の中に落ちていくのを眺め、少し顔を上げたとき、僕はたまたまその店員さんの押すレジのボタンを見てしまったのです。 

『29』 

!!! 

!!!!!!!!!!!!!! 

キタ━━━━ヽ(゚Д゚ )ノ━━━━!! 

うそ?今、押したよね? 

キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!! 

今、絶対押したよね?『29』押したよね? 
あ、ごめん!『29』をお押しあそばされたよね? 

キタ━━━d(゚∀゚)b━━━!! 

そうなんです!! 

苦節3年!いや、3年以上か? 

小生、とうとうセブンイレブンのレジで『29』の奪還に成功しました!! 
「その瞬間」はあまりにも唐突に訪れたのでした!! 

ここで少し補足しますと、前にも書いたけど(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=609783852&owner_id=1895224)『29』とはセブンイレブンのレジにあるボタンのことです。 
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※3年前の日記より一部抜粋↓ 
僕もセブンイレブンでバイトしてたから知っている・・・ 
レジで最後に押す10コのボタンが意味するものを・・・ 
水色とピンクそれぞれ『12』『19』『29』『49』『50』と1ボタンがあって 
彼女が押した、水色の『49』は・・・ 

「消費者 = ~49歳(おっさん)」 

を意味する事を!!! 
————————————————- 

そう、もう3年以上押され続けてたのです。『49』を。 
いや、別に33歳だから合ってるんですけど、たまには押されてみたいじゃないか! 
『29』を目標に頑張ったっていいじゃないか! 

僕はある時期から『29』がたまらなく欲しくなりました。 
どんなことをしたら『29』が手に入るだろうと、毎日、そればかり考えていました。 
そして、『29』を得るための具体的な作戦として、今年のお正月に僕はある決心をしたのでした。 

オレ、今年こそ10キロダイエットする! 

そうです。痩せてみようと思ったのです。 
産まれたばかりの可愛い娘を抱きながら、72kgだった僕は固い決意をしたのでした。 
~思えば、去年は8キロ減らして8キロ戻った。その戻り方は見事ですらあった。シャケか。ならば今年は1ヶ月に1キロ減らしてくれようではないか!~と。 
娘よ。15年後、思春期を迎え、私を不潔なものでも扱うように邪見にするつもりであろう七南よ。はたしてそううまくいきますかな?パパことこのノリカズはそう簡単に腹は出しませぬぞ? 

7/28現在、64kg。7ヶ月経過。8kg落として貯金1kg 

ただ、真の目的はそこではない。 
娘が年頃になっても一緒に街を歩いてくれるように、とかそんな柔な目的ではない。夏に息子と海に行って水着ギャルをスケベな目で眺めながら、息子をダシに若い女の子とお話をしよう、あわよくば、なんて幻想(ファンタジー)のためでもない。メタボ対策とかそんなものでは到底無い。 

全ては『29』のため。 

29は、オレの夢だ! 

(29は、オレの夢だ!) 

((・・・オレの夢だ!)) 

(((・・・・・・夢だ!))) 

((((・・・・・・・だ!)))) 

そんな矢先の昨日の『29』だったわけです。 
コンビニを出て、足取りも軽く車に乗り込み、昨日は朝から1日、上機嫌で仕事することができました。今年はあと5ヶ月。ダイエット目標はあと4kg。よぉーし!油断する事無くこの目標を継続しよう。 
意気込みも新たに帰宅途中に寄ったセブンイレブンで、あっさりまた『49』をくらいました。まぁ押し間違える事もあるしね♪店員さんだって人間だもの。あるある。いいよいいよ~♪ ただキサマ、次ハ無イカラナ 

めでたしめでたし。


三角の月

今、ベランダのとこのカーテンを開けて、息子と布団の中から月を眺めています。 

「まんまるだねぇ。」 
と言ったら、 
「今度は三角になって、次は四角になるんだよね」 
と教えてくれました。 

「雲に隠れちゃったね」 
と言ったら、 
「恥ずかしいんだね」 
と言ったので、 
「七音が見てるから照れてるのかな?」 
って言ったら、 
「うさぎちゃんがお餅をついてるからだよ。見えるでしょ?」 
と教えてくれました。 

「顔があるよ」 
と言うので 
「ガラスにパパの顔が写ってたの?」 
と聞くと 
「違うよ、月のお顔だよ」 
と言うので、またぼんやり、うすい雲に隠れた月を眺めたら、本当に雲の形が顔に見えました。 
「ほんとだ、顔だね」 
と言うと 
「笑ってるんだよね」 
と教えてくれました。 

これを携帯で打ちながら、 
「あ、また月が出たよ」 
と言ったら、既に寝てました。 

今、声を出して笑ったので、起きてんのかい!って思ってふと見たら、笑いながら寝てました。 

三角の月と遊んでるんでしょうか。