3日目

そういえば、今、沖縄におります! 
昨日は那覇市にて、今日はコザにて、明日は恩納村にてライブです♪ 
今、コザのライブハウスの近くにある建物の中のトイレでこれを書いています。 

ところで昨日、ライブの合間に散歩してたら、地元の子であろう小学校1~2年生くらいの男の子2人組が前から歩いてきました。 
僕とすれ違う直前に、脇のお土産屋さんの店頭に飾られてたドラえもんのポップに対して 
「出たなっ、バケ猫!」 
と軽く威嚇していました。 

なるほどなっ☆


ケバリ

例によって、今日も残業中ですの♪おほほほ。 

・・・。 

さっき、ちょびっとだけ寝ちゃったみたいで、その間に夢を見ました。 
早くデザインあげないといけないから、いつもみたいに長々書かずにズバリと短く書きますね、どんな夢だったか。 

タンクトップを着た男の人がいました。 
その人は何か悪いヤツに追われておりまして、走ってました。 
一生懸命逃げていたんだけど、とうとうブロック塀のところまで追いつめられてしまいました。端から見ている僕は 
「…万事休す!」 
とハラハラしながら事の成り行きを見守っておりました。 

ところが、追いつめられたその男性はいきなりニヤリと不敵な笑みを浮かべて言いました。 
「フフッ。どうやら追いつめられたのはお前たちの方だぜ?」 
黒い服を着たギャング達は、ハッ!とあたりを見回しました。 
その男性は、 
「くらえっ!!」 
と言うとワキをあげて、ワキ毛をギャング達に見せました! 

・・・ 

「…???…そっ、それがどうした!?えぇ?」 
全力でワキを見せつけられたギャング達は一瞬うろたえましたが、何も起こらないので反転攻勢に出ようとしました。 

と、その男性、、、 
「えぇぃ!なぜだ…っ!…っきしょぅ!こんな時にぃ!!」 
焦る男性は自分のワキをペシペシ叩きました。 

「やっちめぇ!」 
ギャング達は一気にカタをつけようと襲いかかろうとしました。 
と、その時です! 

男のワキがボゥッと白く光りました! 
「ハッハァ~ッ♪ 来たぜ? これでもくらぇ!!」 

針のように鋭い男のワキ毛がそのギャング達に向かって一斉に放たれたのでした。 

…目を覚ました僕は考えました。 
ゲゲゲの鬼太郎の「ケバリ」と、あの男性の「ケバリ」。 
どっちがカッコイイかというと、圧倒的に後者だな、と。 
なにしろ「ケバリ」射るときのポーズが断然素敵だ。 
両足を広げて大地を踏みしめ、やや相手に向かって斜に構える。 
肘を曲げ、ワキを開き、もう片方の手は軽く腰に添える。 
その姿は、モデルのポージングすら彷彿とさせる。 
悩ましげですらある。 
しかも、普段隠れている「ワキ」を「開く」というその行為だけで見ているオーディエンスの期待感がまるで違う。 
「何か来るっ!!」 
ってドキドキする。 

否、正直に言おう!夢の中で俺は… 

あのポーズを見た俺は… 

そう… 

張り裂けそうなくらい… 

はち切れそうなくらい… 

ドキドキしていた。 

・・・。 

ぼーっとしながらさっきまでそんな事を考えていましたが、完全に目が覚めた今は、たいしてそのポーズをとられても期待もしないし、ドキドキもしません。 

あ~、結局長くなってるしw


コスモス街道

先程、家からとある駅に向かう車中の事。 

僕は「コスモス街道」と名付けられた舗装されて間もない道を走っておりました。その道の両脇には、その名の通り、黄緑の綿の上にピンクや白の粒を載せたようなコスモスが晩秋の昼下がりに咲き薫っておりました。 
綺麗に舗装されたわりに車の通りは少なく、のどかな田園が一面に広がるあたりを過ぎて、新興住宅地に入ったくらいのところ… 

道路の先、200mくらい先の路肩に2人の小さな人影がありました。近付くにつれてそれが小さな子供だとわかりました。 
一人の少し大きめの子の後をもう一人の子がついて歩き、2人で緩やかな上り坂を進んでいました。見たところ前を行く子は3~4歳くらいの男の子、後ろはやっと2歳になるくらいの女の子。男の子は柔らかそうな黒髪を、女の子は少し天然にウェーブさせた栗色の髪を、それぞれ道端のコスモスと一緒に風に踊らせながら、一目で兄妹とわかるような同じ弾みかたで歩いていました。 

歩道と車道の間には白い柵が設けられておりましたのでそれほど注意しないまでも、僕は速度を押さえてその2人の脇を通過しようと進みました。近くにパパかママがいるんだろうとは思うけど、まだ幼い兄妹が連れだって道を進む光景はそれはそれは愛らしくも頼もしいものでした。 

と、ちょうど僕が通り過ぎる時、 

お兄ちゃんが後ろの妹を振り返りました。 

妹は両手を高く掲げてお兄ちゃんに駆け寄りました。 

お兄ちゃんは前を向いてしゃがむと両手を後ろに広げました。 

妹はお兄ちゃんの首に両腕を巻き付けるように飛び乗り、ぎこちなく両足を目一杯広げました。 

少しよろめきながらも妹の伸びた足をしっかり抱えたお兄ちゃんは、立ち上がってまた歩き始めました。 

バックミラーから見た兄妹は嬉しそうでした。 
コスモスと同じくらいの背丈になった妹のウェーブした髪が弾けるように踊ってました。