日記らしい日記書きます。
今、仕事を終えてたまたまネットでニュース見てたら清原選手の話題がありました。オリックスにいっても「オレはオレであり続けたい」と歌詞にあるように入場曲は『とんぼ』にし続けるみたいですね。
そう言えば、僕は少年時代、清原選手のファンでした。
西武球場に行って、試合開始前の練習中、始めて本物の清原選手を近くで見た時は、
「なんてケツがデカいんだろう!」
と子供心に圧倒されたのをよく憶えています。
そう言えば…
小学生の時に
「バ~カが~見たぁ~♪ブ~タのケツ~♪」
というのが流行りました。
友達と学校帰りの途中、知らないオジサンとのすれ違い様に
「何アレ!!?」
と向こうの上空とかを指差すんです。
んで、オジサンもつられてソッチを見た瞬間、
「バ~カが~見たぁ~♪ブ~タのケツ~♪」
と言って、キャッキャしながらよく逃げて遊びました。
もしかしたら、ここからは後世に僕が勝手に作った妄想かも知れないんですが…
ある日、その「ブタのケツ」遊びをして、見事に1人のサラリーマン風の若いオニーチャンを引っ掛けました。
でも、僕らが逃げる体勢を整えても、そのオニーチャンは
・・・あは。あははは。
と苦笑いをして頭をポリポリ掻いて通り過ぎていきました。
で、僕らも
「な~んだ。つまんねぇ~の。」
みたいにまた歩き出すと…、
後ろからダカダカダカダカッと走る足音が聞こえたのです!
…しまった!計られた!逃げろっ!
と数メートルダッシュして振り返ると、友人Jがつかまってしまっていました。
Jは、
「っんだよぅ!離せよぅ!」
とバタバタ抵抗しました。ソイツは僕ともう1人のMに向かって、
「くらぁ!ちっと来いっ、クソガキッ!」
と鬼のような形相で言い放ちました。
僕はヤベェと思って、
「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ!」
と誤りながら近づいていくと、
「坊主!だいたいガキのくせしてブタのケツとはなんだぁ!
…せめて清原のケツにしとけ。」
最後は優しい口調で、確かにそう言いました。
僕らは唖然として、
「…はい。…すみませんでした。」
と言うと、
そのリーマン風のオニーチャンは、Jを離し、しゃがんだかと思うと、僕らの視線の高さに自分の目を降ろし、諄々と…、
…こう説いたのです。
「…大きい声出して悪かったね。けど1つだけいいかい?
…ボーズ達、キヨのケツはでかいぞ。
…あれは世界を取れるケツだ。
…あれは …世界を …獲れる …ケツ。 …わかるかい?」
その日以来、僕たちはあの遊びをやめました。